五十音順
掲載内容は2023年時点のものです。
▶ 芸術文化創造活動の担い手のためのキャパシティビルディング講座2023年度
秋田 祥
■受講を終えて
本講座を通し、規模や分野は違えど「芸術創造活動の担い手」たちと個人として、団体として、または今この都市に生きる文化芸術従事者として、様々なアイデアや葛藤などを皆さんと共有できたことは、私の今後の活動継続の励みになる重要なものでした。少なくとも、東京という大都市で活動しながら文化活動に携わる人々と「課題を共有できない」という問題を早くも解消してくれた気がします。講座前後のディスカッションでは、助成金を出す側の苦悩も想像できるようなものがあり印象に残っています。他には講座参加者の多くが「時間がない/忙しい」と言っているように感じられる回もありました。これに関しては、現在の経済システムやその問題について文化従事者ももっと意識的になり、話しあっていく必要があると私は感じています。また話しましょう!
■レポートタイトル
10年。ここからどうしたいのか。
池田美月
■受講を終えて
キャパシティビルディング講座を受講する前は、自身が感じている課題について漠然とただ一人で悶々と考えていただけだったのですが、講義で様々なトピックについて学び、話し合い、振り返ることで、問題解決への糸口が少し見えるようになりました。受講を通して知り合うことができた人たちや受講生の縦と横の繋がりなどキャパビルで出来たネットワーキングは私の宝物です。キャパビルで学んだこと、悩んでいるのは「一人じゃない」ということが分かったこと、キャパビルを通じてできた仲間たちの存在は今後アートに関わる活動を続けていく上で大きな糧になると思いますし、今後また立ち止まることがあったとしても、いつかは必ず再び進み出せる力になると確信しています。半年間、大変有意義な講座を受講させていただき本当にありがとうございました!
■レポートタイトル
持続的な文化芸術交流事業の実践に向けて
印田彩希子
■受講を終えて
先日、工場見学に行く機会があり、見終わる頃には「最高」とはしゃぐくらいに魅了されていた。その時に社長さんが「自分で自分のことを良いです!って言うのは少し恥ずかしいんですよね」と話してくれた姿が印象的だった。この講座を通して、自分たちのやっていることの価値を伝えられた方がいいと思う一方で、「ちょっと恥ずかしい」という感覚もとても自然なことだろう。その上で、できることは「正直に伝える」ことなのではないだろうか。自分たちの活動でどんな変化が生まれたのか、これからやらないといけないこと・必要な資源は何か。とか。活動が魅力的であり、その価値が伝われば、感じた良さを外へ伝えてくれる人が増えるのではないか。一人で作った言葉は自慢話に聞こえてしまうかも知れないけど、みんなで作った言葉には、きっと力が宿る。
■レポートタイトル
アーティストの仕事の受け皿としてのNPO法人の可能性
〜『SEED OF ARTS』が目指す価値創造〜
植木 愛
■受講を終えて
日々業務に追われる中、時間やエネルギーを割いて向き合うことが出来ていなかった様々な課題に対して、この講座に参加することで突破口を見つけたいという思いで応募しました。実際に毎回の講座を受講する中で、今まで漠然と疑問に思いながらも、その正体が何なのか認識出来ていなかったことが多角的な観点から明らかになり、そのことを表現する新たな言語を得た感覚でした。今後活動を推進していく上で、様々な問題に対峙する度に立ち返ることの出来る基盤を得たように思います。いつも受講生に寄り添い多くの気づきと学びを与えて下さったファシリテーターや講師の皆様、そして手厚いサポートで常に支えてくださった運営スタッフの皆様、沢山意見交換をしながら共に学び励まし合うことができた受講生の皆様に、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
■レポートタイトル
コミュニケーションを開く機会をつくる
~組織とプロジェクトの成長に向けた対話の提案~
榎 日向
■受講を終えて
この業界に入ってまだ約2年半と少し。経験も知識も浅い私は、この「対話型ゼミ」を通し、様々な方の多角的な目線を学んで、知見を増やしたい、と応募しました。他の受講生の皆さんがとても課題意識が高く、刺激を受け、勉強になりました。毎回の講座で、ただ学ぶだけでなく、アウトプットまで行うことで、学びを自分の肥やしとして蓄えることができたと思います。そして、講義を通して充実した時間が過ごせ、悩んでいるのは私だけじゃない、と交流の場を通して感じ、これからの指針や方向性についても深く考えることができました。小川さん、若林さんのお二人をはじめ、講師の皆さま、運営の皆さま、関係者の皆さま、そして一緒に過ごした受講生の皆さま、ありがとうございました。そして、これからも共に実践していく仲間として、どうぞ宜しくお願いいたします!
■レポートタイトル
「プロフェッショナル・オーケストラにおける音楽鑑賞教室のあり方」
~団体規模の違いから見える実態と今後の展望~
小池梨沙
■受講を終えて
はじめは、毎回参加ができるのかとても不安だったが、運営の皆様が大変手厚くサポートをしてくださり、リマインドを得たりしながら何とか修了書を手にできて安堵した。講座を通して自身の過去と未来を見据え、現在地の足場を固めるきっかけになった。更には非常に有意義な出会いに恵まれ、今後の活動に新しい楽しみが増えた。また今後もこの講座が続く限り、新しい仲間と出会えるだろうと、今もワクワクしている。
■レポートタイトル
暮らしの中に民謡がある未来を取り戻すために
佐藤千春
■受講を終えて
受講前、私が探求し伝播したい民謡に燃える情熱を抱き、民謡の事しか考えず傘もささずに全速力で走っていました。それに行き詰まり感を感じていた時、この講座に出会いました。受講を終え、広く文化を多面的に探求することを学び、民謡だけしか見ておらず暗中模索状態だった狭い視野を広げ、自らの考えを根本的に整理する良い機会となりました。他の受講生との交流においても、異なる視点やアイデアを共有し合うことができたことは大変有意義で、それぞれの分野は異なっていても志は一緒だと感じました。最後に、この講座を運営してくださった関係者の皆様、そして受講生の皆様に心から感謝申し上げます。この講座で学んだことを活かして、民謡は勿論、日本の文化継承と創造に多角的に貢献していきたいと思います。
民謡はいいぞ!
■レポートタイトル
さて、なにを残すか。
-民謡、再考-
武内 剛
■受講を終えて
ある程度大人になると仕事などが忙しくなり、時間をとって勉強したり、自分自身の活動を見つめ直したりする余裕はなくなるものだが、今回思い切って講座に応募して、本当に良かったと思う。先生が何を言ってるのかよく分からなかった回もあったが、それが皆にバレるのは恥ずかしいので、とりあえず「うんうん」と頷いて分かったフリをしながら、その後配信されるアーカイブ動画を何度も視聴してやっと理解する、という具合に、ついていくのがやっとの半年間だったが、現在行っている事業にそのまま実用できる様な実践的な教えも多々あり、現場で体験し、感じた事を授業で発言したり、他の受講生とのディスカッションで意見交換できたのが、とても楽しかった。色々な角度から、アートやそれに纏わる物事を学ぶことで客観的に自分の活動を見ることができ、それによってアーティストとしての自分の価値を改めて理解することができた。他の受講生や講師、運営スタッフのの方々など講座に携わる全ての人が芸術やエンタメを愛しているがゆえに、教室内(時にはパソコンのモニター上)は常に前向きなエネルギーに満ち溢れていて、そのエネルギーを浴びにいくだけでも充分受講した価値があったと言えるだろう。この講座で得た知見と出会いを、今後の活動に活かしたいと思う。
■レポートタイトル
あの頃の自分に向けて
〜多様なルーツを持つ若者にとっての光となる表現者へ〜
長井望美
■受講を終えて
講座を通じ「人間にとって文化芸術とは何なのか」という問いに改めて向き合う時間を得た。「社会とは?評価とは?価値とは?」概念を覆す思考の旅。レポートに向かい、改めて自団体の活動に視野を戻しうーんと唸る。マクロからミクロに帰ってきた!講座を経ての言語化を通し、自身を整理し混乱した時に立ち返る基準を作ることができた。小さく取りみ始めるが価値感は壮大に。インディペンデント人形劇ネットワークに興味のある方はぜひご連絡ください!多様な背景の参加者との対話から様々なヒントと思考の活性化を得ることができた。孤立せず自団体の活動の継続を模索し続けることが、後に続く同分野のアーティストをエンパワーメントすることに繋がると信じて。このような学びの機会を与えてくださった皆様に心より御礼申し上げます。
■レポートタイトル
インディペンデント人形劇団が考える生存戦略と人形劇の未来
西村聡美
■受講を終えて
これまで、仕事で文化芸術の現場に居続けることができたのは幸運だと感じながらも、アートマネジメントの知見や情報を体系的に学ぶ機会が社会人となってから減っており、ここ数年、働きながらそのための環境をどのように確保するのかを自身の課題としていました。そういった意識から本講座を受講しましたが、希望の環境を得られたことに加え、ここでは、近い目線でさまざまな悩みを持つ仲間たちと、同じテーマや課題をもとに話し合うという経験そのものがとても有意義でした。しかし一方で、自分の言葉を文章で伝えることが苦手な自分は、最後のレポート執筆で大変苦労しました。内容は未だに自信がないのですが、それでもなお、どうにか言葉にするための機会を与えてもらったことを、今となってはとてもありがたく感じています。が多々あると思いますが、こちらの講座で学んだことを思いだし進んでいきたいと思います。ありがとうございました。
■レポートタイトル
アートマネージャーが作品について語る場を持つことから
早渕仁美
■受講を終えて
美術作品を作り上げることの他に、それをどう扱っていくか、素晴らしい作品があっても、それをどんな舞台に上げ、生かしていくのか。社会での現実的な実態と知恵を得るために今回の講座に参加しました。講座ではそういった部分が十分に教授され、同時に、自身に現実的な思考が足りないと思っていたことも、自身のあり方を明確にしていくことで、実現に繋がっていくということも気付かされました。そして何より、講座では毎回受け身では終わらず、参加者のみなさんが実践的に活かしていこうとする姿勢が見えたのが刺激になりました。別々だった人々が同じ場所に集まり、ただただ各自の姿勢を見せ合うだけで、他への影響がみられる。これが協力することの本質だったり、可能性なのだと感じることもできました。贅沢な時間をありがとうございました!
■レポートタイトル
美術と生活を並列させるためには?
ともに世界を作る。
深井厚志
■受講を終えて
つい内向きへと偏っていってしまいがちな芸術活動に携わるなかで、講師の皆さんのお話の一つひとつは、いずれも多くの発見や教えに満ちたものであり、今後の私の活動指針を立てる上で大いに参考にさせていただいた。また自身の活動や、思想や関心、職能についてを見つめ直すとても貴重な時間ともなった。そして、それ以上に私にとって大きな意味を持ったのは、多様なジャンルの芸術文化の担い手の皆さんと机を並べ、意見を交わすことができたことだった。各々の活動に真剣に、ひたむきに取り組む仲間たちの存在は、私の価値創造戦略の策定における重要な動機の一つとなった。このような機会を設けてくださったアーツカウンシル東京や運営の皆さんには感謝の意を表するとともに、私の今後の活動をもって貢献したいと思う。
■レポートタイトル
戦略的・創造的編集による芸術の生態系のアップグレード
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